こんにちは、Gon-Kです。
前回のスムーズに曲がる練習という記事で、腕の力みについて書きました。片手運転すると腕に力が入ってたのがよくわかりますよね。バイクで曲がる時は顔向け(目線)を先行させますが、今ひとつ顔向けだけでは曲がるキッカケがつかめないというあなた、もう一歩踏み込んでみましょう。実は曲がろうとする側(イン側)のステップを軽く踏み込むと、バイクがクイックに曲がるキッカケになるんです。
さて、片手運転でグルグル回る練習はいかがだったでしょうか(グルグルって何?というあなたは前回の投稿をお読みください)。バイクと下半身の一体感、そして上半身のリラックス感がずいぶん増したんじゃないでしょうか。
実はもう一歩進んで、バイクの倒しこみをクイックにする練習があるんです。これができると、腕をリラックスさせたまま、ヒラリヒラリとバイクを倒せるようになるので、ターンにキレが出ます。
それは、ターンの際に大きく顔向けして(これは前回書きました)、そして曲がろうとする側(イン側)のステップを軽く踏み込むんです。二輪教習のスラロームでやったステップ荷重と同じ要領です(忘れちゃった方はこちら)
ターンのきっかけとしてステップを踏み込むことで、バイクはステップを踏み込んだ側にヒラリと傾きます。このとき、ニーグリップが甘いとバランスを崩すので、しっかりニーグリップしつつ、腰から上はリラックスさせて、腰をヒラリとヒネるようにします(ニーグリップのコツ2参照)。ウェストのエクササイズです。
イン側のステップを押すのはあくまで曲がるきっかけづくりです。グッと押してバイクが傾いたらそれ以上押す必要ありません。バイクが傾いた後も押し続けるとバンクしすぎて倒れます。
この走り方、急なコーナーが続くワインディングでも使えるんです。コーナーからコーナーへのつなぎが楽になります。
ヒラリヒラリとバイクを傾けられるようになると、見た目にもあなたのライディングは軽快になります。練習の帰り道は、きっとバイク操作が軽くなっているはずですよ。
疑問に思ったことや、もっと知りたいことがあれば、気軽に下記のコメント欄に書き込みしてください。なるべく記事にして皆さんとシェアしたいです。「こんなことで悩んでるのは私だけでは?」なんて感じる必要はないですよ。結構、みんな同じことで悩んでますから。気軽にコメントくださいね。
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Gon-k様
お久しぶりです❗
もこちゃんで~す。ご無沙汰しています。
免許をとって早いもので、4ケ月がたち毎週末天気のよい日は、バイクの練習をしています。
でも、まだまだ怖いです。
とくに山道は怖くて、心のブレーキがかかりノロノロ運転です。
主人や子供達からも、もう少しアクセル開けたらと言われるけど、思うように出来ません
みんなに追い付こうと頑張るけど、あっという間に見えなくなり、マイペースで走っています。
何か良い策は?ありますか?
もこちゃんさん
頑張ってますねー。がんbまだまだ4ケ月でしから、みんなそんなもんです。全然焦ることないですよ。安全第一でゆっくりいきましょう。
とはいうものの、みんなについていきたいという気持ちもよーくわかります。一度ご家族でサーキットなんかを走ると上手になりますよ。バイクってまずは目がスピードについていくことが大切です。でも、公道なんかだと目がついていかないような速度で走るのは危険。サーキットなら対向車来ないし、安心して速度を出せるので、良い練習になります。
のんびりいきましょう。