こんにちは、Gon-Kです。
柏秀樹さんの本については以前も紹介したよね。同じシリーズ本?で柏秀樹のIQライディング 安全運転のための「35の法則」ってのがでたので早速ポチっちゃった。全ページカラー!バイク初心者向けに安全に公道を走るノウハウを説明してくれてまーす。
今回紹介する本は、柏秀樹のIQライディング 安全運転のための「35の法則」です。
大雑把にいうと
前作は文字が多めでけっこう読みごたえがある参考書って感じだったけど、今回は雑誌サイズで全ページカラー写真。ビジュアル的にデカくてわかりやすい。デカイことはいいことです。前作のダイジェスト版的な位置付けになるのかな。
前作は文章が多かったのでそれなりに読み込むーって感じだったけど、手軽にパラパラ見るなら本書の方がいいかな。ちなみに内容については、ひきつづき安全運転をメインにした内容です。
想定読者は免許とりたて、公道デビューしたてで右も左も分からないバイク初心者だと思う。中級以上の人が読むとものたりない、きっと。
いや、中級以上の人でもしっかり読めばそれなりに考えさせられる部分はあるんですよ。でも、強くおすすめするという感じじゃないかな。ホントに初心者向きにていねいに解説されてます。
内容は
さて、肝心の内容ですが、具体的には35の法則をいくつかにカテゴリー分けして(まあ、バイク操作や気をつけるポイントですね)色々解説してます。
「考えることでライディングの質は向上する。
交差点という低速コーナーにおいてバイクの操作方法、体の使い方、気をつける点などについて解説してます。前後左右のバランスについての解説はフムフムって感じでした。
要は考えて乗ると走りが深まるってことかな。
「ツーリングに行こう」
ツーリングにいったときに配慮する点や車列のくみかたなんかについて解説してくれてます。ツーリングに参加する前に一読しておくといいかも。
「Uターン上達には効果的な手順がある」
いきなりぐるっと小回りしなくてもいいって話です。たしかにそりゃそうだと思った。
「ライテクはゲーム形式で楽しく学ぶ」
柏ライディングスクール(KRS)で実施している講習内容の紹介です。何台かで楽しく走りながら周囲のバイクへの配慮を学ぶ方法を紹介してくれてる。仲間とどこかの安全な空き地でやったら楽しそうですね。
「オフロードで楽しくライテクレッスン」
オフロードを走ると走りの幅が広がるよって解説です。オフロードを走るとロードよりオーバーリアクションしなくちゃいけない。上りも下りもコーナリングも、スタンディングしたり上体をハンドルバーにかぶせるくらい前にだしたり。
個人的にとくにウンウン!な章でした。
「安全な峠道の走り方」
ラインの取り方、目線、コーナリングのきっかけなど、無理に速く走らなくても峠を楽しめるコツを解説してくれてます。
「サーキットを楽しく走ろう」
番外編的な章ですが、最後にサーキットの走り方の超基本を解説してくれています。機会があればサーキット走行はいいと思いますよ。
サーキットでもオフロードコースでもいいけど、公道じゃなくて専用コースを走るとすっごくバイクのテクニックが上達します。
最後まで読んで
ズバリ、速く走らせるための本じゃなくて、安全にバイクを走らせるための本です(いや、タイトルからしてそうなんだけど・・・)。
公道デビューのときにパラパラ目を通しておくのがおすすめ。もう少しガッツリ読み込みたいなら前作のIQライディングもおすすめ。
峠をガンガン攻めたいんだって人にはオススメしません。ほかの本をさがしましょう。
税抜き1,370円はちょーっと高めかなと感じるけど、写真も多いしけっこういろんなことがしっかりかかれてるので、まあこんなものかなと。ところどころにKRSの宣伝っぽいのががあるけど、そこはまあご愛嬌です。
柏秀樹さんのいいなと思うところは、なんか昭和の香りがしないバイク観ですね。素直に現代にあったバイクライフを提案しているように思います。いや、本人に聞いたわけじゃないので、Gon-Kが勝手に思ってるだけかもしれないけど。
本日の紹介は柏 秀樹のIQライディング 安全運転のための「35の法則」でした。
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35の項目にも分かれているのは良いですね。
ライテク向上のためには課題を細分化して個別に取り組む事が大切だと思っています。
最近の私の場合は、知人に「直線の走行がそんなに綺麗じゃない」と指摘されたので微動だにしない直線のライン取りを目指して訓練しています。
忍者さん
うーん、シンプルな動作ほど難しいと言いますからね。
直線のロスはじわりじわりとタイムロスになります。
ちなみに綺麗じゃないというのはシフトアップとかアクセルワークの繊細さってことでしょうか・・・・・
あとラインどりもそうですよね。