二輪教習 質問:バイクのブレーキってどうやるの?答え:右手と右足を使います!

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バイクのブレーキは前後が別の図

こんにちは、Gon-Kです。

今回はバイクの乗り方、操作方法の件です。バイクには前後2つのタイヤがついてます。で、これらのタイヤはそれぞれ別々の操作でブレーキがかかります。つまり、バイクで止まろうと思ったら2つのブレーキを別々に操らなきゃいけないんです!


素朴だけれど大切な疑問

このブログも4年以上やってるけど「バイクのブレーキってどうやるの?」ってネタについてしっかりまとめたことってなかったんですよ。つまり、バイクの止まり方というかブレーキのかけ方ってやつですね。バイク乗っちゃうと当たり前過ぎてこういう素朴な疑問がわかない。でも、これから二輪免許とろうと思ってる人にとってはむっちゃ大事だよね。というわけで、今回は「バイクのブレーキってどうやるの?」です。

バイクのブレーキは2種類

バイクには前後2つのタイヤがついてます(え、それは知ってる?)。そのため、バイクには前輪ブレーキ(フロントブレーキともいう)と後輪ブレーキ(リヤブレーキともいう)という2つのブレーキがついてるんですよ。で、これら前後のタイヤはそれぞれ別々の操作でブレーキがかかります。なんとややこしい・・・

バイクの2つのブレーキの図

え、誰がそんなややこしい仕組みにしたかって?うーん、残念ながらそれはわかんないです。どうしても気になる人はバイクメーカーにメールでもしてみてください。まあ、しのごの言っても教習所のバイクの仕組みが変わるわけじゃないんですけどね。

各ブレーキの役割

さて、前後ブレーキはそれぞれ役割が違います。ただ効かせればいいってもんじゃない。ママチャリなんかではあまり深く考えず2つのブレーキをキュッとかけがちだけど、バイクはそうはいかない。

状況にもよるけど、基本的に制動力のメインは前輪ブレーキです。ブレーキかけてタイヤが路面にこすれるときの摩擦の7割は前輪です(バイクはタイヤが路面とこすれる摩擦で止まる!)。なので、バイクで止まるときは前輪ブレーキをしっかりかけましょう。

ちょっと大雑把な言い方だけど、制動って意味では後輪ブレーキは前輪ブレーキの補助的役割っていえるかな。前輪ブレーキだけかけるとガツンと止まりすぎるので、後輪ブレーキを一瞬早くかけるとソフトに止まれたりします。

もちろん一本橋やクランクでは後輪ブレーキだけ使う方が走りやすいみたいな特殊な状況もあるのであくまで基本と理解してくださいね。

ブレーキのかけ方

よくいわれるのが「ブレーキの強さは前:後で7:3」というもの。

前輪ブレーキって比較的強く握ってもロックしにくいんです。しかも制動のメインだし。そこで強めに握りましょうということになります。厳密に何かを測った値じゃないんですが、前後のブレーキにかける力を10とすると、その7割の力は前輪ブレーキのレバーを握るときに使うようなイメージです。

ただし、いきなりギュッと握るとロックしてコケる可能性大なので、要注意です。ロックしにくいけどロックしたらアウト・・・・

フロントブレーキはロックしやすい

一方、後輪ブレーキって比較的ロックしやすい、つまりすべりやすいんですよね。いきなりカツンとブレーキペダル踏むと後輪が止まったままアスファルトの上をツイーって滑っていくなんてこともあります。

後輪ブレーキが滑りやすいの図

というわけで後輪ブレーキは3割くらいの力をかける意識でふみます。バイクのブレーキは弱めにかけるとロックしにくくなります(その分止まりにくいとも言えるけど・・・)。

ちなみに、どっちのブレーキもいきなりガツンとかけちゃいけませんよ。極力ジワッとかけましょう。ジワッとといってもゆーっくりかけろって意味じゃないです。素早く、でもジワッと!

ブレーキの場所

バイクのハンドルの右側にはレバーがついてますよね。魔法使いの靴の先みたいに先が丸くなってるレバーです。それが前輪ブレーキ(ブレーキレバーという)。手前に引くと前輪ブレーキが効きます。自転車の前ブレーキと同じなのでわかりやすいですね。二輪教習では、右手の親指以外の4本指でこのレバーを手前にひっぱります。ちなみに、親指と手のひらはアクセルグリップを握っときます。

一方、後輪ブレーキは右足のペダルをふみ込んで効かせます。ステップに右足の土踏まずをのせると、ちょうどつま先の下あたりに小さなペダルがありますよね。それです。それを下にふみ込むと後輪ブレーキが効きます。自転車と違って左手じゃないので注意です。自転車病にならないように注意しましょう。

「足先でブレーキを操作できるわけねぇーだろ!!」って思うかもしれないけど、あきらめてください。AT以外のバイクはみんなそうなってます。最初のころはそんな器用なことできるか!って思うけど、不思議と慣れてくればできるようになります。無意識に右足がクイクイッと反応するからGon-Kを信じてください。

バイクのブレーキは前後別

エンジンブレーキ ?

おまけです。エンジンブレーキって聞いたことありますよね。略してエンブレ。名前にブレーキってついてるので制動のときに使うブレーキの一種なのは想像つくと思います。じゃあバイクのどこかにエンジンブレーキを効かせるレバーとかスイッチがあるかというと、そんなものはないです(マジっすかΣ੧(❛□❛✿))。

じゃあどうやってエンジンブレーキき効かせるかというと、やることは簡単、アクセルをオフにする、つまり、手前に回してたアクセルグリップを元の位置に戻せばいいんです。バイクって、アクセルを戻した状態で進もうとするとエンジンの負荷がかかってマイルドにブレーキがかかったように減速します。乱暴な言い方だけど、注射器の先端を指で塞いだ状態で引っぱると抵抗がかかって引きにくいですよね。アレです。つまり、アクセルを戻すとエンジンの注射器が負荷になる(意味不明・・・)。ま、まあ、とにかくエンジンの負荷を制動の補助に使っちゃおうというのがエンジンブレーキなんです。

というわけで、どこかにエンジンブレーキというレバーがあるわけじゃありません。今日の二輪教習中にエンジンブレーキのレバーを探さないようにしましょう。

必ずできますよ!

色々ややこしいこと書いたので「そんなことできるか!」って思ったあなた、大丈夫。その辺でバイク乗ってる人達はみんなこれやってます。ジジィもババァも若い人も。とくに才能なんかなくてもできる操作なんですよ。そう、絶対できますよ(もちろん練習は必要です)。

疑問に思ったことや、もっと知りたいことがあれば、気軽に下記のコメント欄に書き込みしてください。なるべく記事にして皆さんとシェアしたいです。こんなことで悩んでるのは私だけでは?いえいえ、みんな同じことで悩んでますから。

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コメント

  1. ばんと より:

    毎度です。ばんとです。

    ブレーキを掛けるには前準備が必要ではないでしょうか?

    アクセルを急激に開くとバイクは前輪が浮いてウイリー状態になるときがありますが、
    急激にアクセルを開かなくても、加速中のバイクは前輪が浮き気味で後輪が沈んでいる
    (空を向いている)状態だと思います。
    逆にブレーキを掛けて減速中のバイクは慣性があるので前輪が沈み後輪が浮く(前のめり)
    状態だと思います。
    加速中に急ブレーキを掛けると、バイクの姿勢は後ろに沈みきって空を向いている状態
    から前のめりに勢いがついてしまいます。ひどいときにはライダーが飛ばされると思い
    ます。
    教習所の急制動で転倒してしまった方のなかで、原因はコレっていう方もいると思います。

    何が云いたいかというと、ブレーキを掛けるには前準備が必要だということです。

    つまり スロットを戻す(エンジンブレーキ)=>ブレーキを掛ける です。

    前準備は、アクセルを戻すというこです。加速中にアクセルを戻すとエンジンブレーキ
    が係るような状態になりますが、バイクの姿勢は前のめりでもなく後ろのめりでもない
    普通の状態になります。
    あともうひとつのブレーキを掛ける前準備は、ブレーキは軽く握ってブレーキパッドが
    軽く擦れるぐらいにして少し温めて、止まる間際にキュと軽く握ります。
    前後のブレーキのバランスは、均等になるように意識してます。
    # 効果は良くわかりませんが、教習所通ってたときによく見てたyoutubeの教習所の先生
    # の動画でブレーキは温めた方が効きがよくなると言ってました。

    結構車間距離取ってバイクに乗ってますので、スロット操作(エンジンブレーキ)だけの
    速度調整で十分です。結果として普通のひとよりブレーキを使ってないかもしれません。
    相当走行したのでブレーキへたっているかと前後輪のブレーキのメンテしたところ、
    まだまだイケる状態でした。

    1. 忍者 より:

      それに加えて、ブレーキングに適した乗車姿勢、減速Gへの対応が出来れば良いですね。
      ブレーキレバーへの必要に応じた繊細な力加減及び減速Gへの対応は、正しい下半身ホールドと柔軟な上半身が無ければ出来ませんし、
      ばんとさんの言う準備からブレーキングから減速Gの処理までを含めて、安定したブレーキングと言えるのだと思います。
      急制動時はその全ての操作と対応は一瞬の間ですが、
      普段からの正しいブレーキングの技術が出ると思います。
      上半身特に腕回りを柔軟にして力強くかつ繊細にタイヤのグリップを感じながらブレーキングをし減速Gを逃がし、下半身をしっかりホールドしてステップにも入力して車体の安定を保ちながら停止する。
      下半身ゆるゆるで不安定、上半身ガチガチで腕伸ばしきるからブレーキレバーがん握り、背中も伸びて頭も上を向くから減速Gに対応できない・・そりゃ吹っ飛びますわ。

      ワインディングロードではエンジンブレーキはほぼ使いませんが、私も街中ではエンジンブレーキをよく使います。
      軽いエンジンブレーキなら各部へのダメージはそれほどでもない上にメリットがありますし。

    2. Gon-K より:

      あれ、忍者さん、名前の後ろの(免停)がとれましたね。おめでとうございます!

    3. 忍者 より:

      gonさんありがとうございます。
      タイヤも交換して再始動っす。
      さー走るぜ!

    4. Gon-K より:

      忍者さん、今度はポイントため込まないようにしてください・・・・

  2. LOWER より:

    Gon-Kさん記事投稿お疲れさまです。

    前ブレーキのレバーに関して更に素朴な疑問なんですが
    「レバー握ったときにアクセル開け気味にならない?」という(苦笑

    説明しにくいんですけど…レバーを握る際に
    「レバーとアクセルグリップの中間あたりで握り込もうとして
    親指がグリップをアクセル開ける方向に(グリップ下側に)力んで
    薄~くアクセルひねった状態になっちゃってる」という状態がたまに(汗
    ブレーキしながらアクセルしながら「どっちやねん!」という…

    レバーを押さえる指の根元から先を動かせば良いだけ
    (いわゆる「おいでおいで」の手の動き)なのですけれど
    チョイチョイ「グーを作ろうとする動作」になっていて「フォーン!」とw

    原付の頃からそうで、二輪免許取って250に乗るようになってからは
    レバーも硬めなのであんまりそうはなりにくくなってはいるんですが、
    慌てると再発しますw 半年しか経ってないので経験の差だけかもですが…
    グローブの相性とかも有るんでしょうか…? ちとお恥ずかしい…

    1. Gon-K より:

      LOWERさん
      手のひらが手前(つまりライダー側)に回り込みすぎているのかもしれないですね。Gon-Kの場合、ブレーキレバー握る時は意識的にグリップの若干上側に手のひらが来るようなイメージでハンドル握ってるかな。上からつまむような感じと言うとちょっと言い過ぎかもだけど、そんな感じかな。親指が深く手前に回り込みすぎていると、おっしゃるような感じになるかも。親指側に力を入れるより、手のひらの外側(小指側)でグリップを押す感じの方がいいかもです。あとはレバー引く時に手首が下がる動作がはいってるのかも。
      あとは腕に力が入りすぎとか。
      伝わります?

    2. LOWER より:

      Gon-Kさん、お返事ありがとうございます♪
      確かに手首や手のひらが手前側に偏るとそうなる感じですね…
      手のひらの外側に力をかける感じはちょっと試してみたいです!
      どうしても親指の付け根が痛かったり攣ったりするので…
      変に力んでるのも有ると思います(汗
      アドバイス有難うございます!

    3. Gon-K より:

      LOWERさん
      色々試してみてください。バイクは工夫の乗り物です。
      あと、グローブはしっかりした暑いものを使いましょう。

  3. 忍者(免停) より:

    右手のフロントブレーキ、右足のリアブレーキ、エンジンブレーキ、
    そして一番大事な4つめのブレーキである心のブレーキ。
    いい事言ったわ・・

    どのブレーキもそれぞれ役割があり大事ですが、オートバイに乗り出してからはまずフロントブレーキングをマスターするといいですね。
    制動技術の向上、制動力の把握は急制動時にも結果として表れ、またコーナー突入前のフロントブレーキングがコーナリング中の旋回力と安定力を決定します。

    1. Gon-K より:

      あはは、確かに心のブレーキを忘れてました!!
      さすがポイントゲッター、名言だ!

  4. 新大阪 より:

    いつも楽しい記事をありがとうございます。

    ブレーキ比率の件ですが40キロ程度で緊急で無いなら、私は前3割・後ろ7割 程度です。
    悪い癖とも言えますが、リアブレーキだけで停止する事も多くあります。
    リアのメリットは安定性を保ったまま制御停止し易い事ですね。
    カーブ中や悪路などでの速度調整と安定性の保持にもリアは役立ちます。(フロントだと怖い)
    リアは制御力が弱くロックし易い~と言う声もあるかも知れませんが、フロントブレーキでバランスを崩せば最後だと思っています。

    走行環境によると思いますが、「いつでもリアで制御が出来る速度で走行する」事が大きな安全かと思っております。

    余談ですが、利き手を我慢させる努力もバイクでは必要かも知れませんね。
    日常的&不測の事態で、まず動くのが利き手だと思います。
    教習中なら尚の事、緊張で右手が余計に動き妨害しているかも知れません。
    「右手は少しの我慢で右足は常に動かせる!」が丁度良いかも。

    私は幼少期より関節不良で右から左利きになったのですが、自動車教習の時は両方の手がハンドルをハの字で押さえ込み大変でした。(元右利きの現左利きなので両方が動く)
    バイクの場合、日常的にクラッチ操作をしてしまうので、一長一短状態ではあります。
    (ノッキングはほぼ無いが、停止距離に難がある)

    1. Gon-K より:

      新大阪さん
      ケースバイケースでリアブレーキメインもありですよね。フロンとはどうしてもカックンかっくんしやすいので、低速であればリアだけで停止の方がスムーズなことも多いですもんね。

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