こんにちは、Gon-Kです。

オフロードバイクって敬遠されがちって話をよく聞きます、とくに女性から。見かけがバッタみたい・・・だし。でも、実はオフ車ムチャ楽しいバイクっすよ！今日はそんな体験談！！

本日は、当ブログによくコメントを寄せてくれる街もオフも直線女番長さんにお越しいただきました。どこからどこまでがハンドルネームなんだ？って感じですが「街もオフも直線女番長」で一つです。そのハンドルネームもさることながら、普段いただくコメントから察するにかなりのマニア（失礼！）とお見受けしますので、どんな対談になるのか期待しています。ちょっと怖い気もしますが・・・・。テーマは「女だってオフロードバイクに乗りたい（もちろん男も）」です。

まずはスペックから！

そ、それでは街もオフも直線女番長さんこんにちは。早速ですが、まずはアイスブレイクから。

ま、街もオフも直線女番長さんが公道デビューしたときのご自身のスペックを教えてください。

こんにちは。夜露死苦お願いします！私は身長は164cmで股下は77cm、…股下計ったの、中学生の時以来ですよ。体重は日本人女性の平均体重だと思います。体力はある方だと思ってます。学生時代は帰宅部でしたが、体を動かすことはずっと好きでしたから。今は時々家で腹筋と背筋やってるくらいですかね。

ふ、腹筋と背筋ですか。すごいッスね。

ちなみに年齢47歳♀です。70歳になってもあたいはバイクには乗るつもり！です。つか女性はいくつになってもガールですよ、Girl！Go Girl！です。

あ、いや、はい。バイクに話を戻してもイイでしょうか・・・。

ちなみに昔からバイクについての予備知識ってあんたんでしょうか。

車はMTの免許を持っていたので、バイクの教習ではクラッチをつなげるなどの感覚はすぐに掴めましたが、タイヤ二つしかない乗り物を生身で倒すという行為がとても怖かったのを覚えています。卒検合格した時に教習所で、どんなライダーになりたいかみたいなのを書かされたんですけど、私が書いたのは、「むやみにバイクで花を踏まないライダーになる」ですよ。そこかよみたいな。ズレてますよね。

へー、どんなライダーになりたいかなんて書かされるんですね。Gon-Kは二輪でも四輪でもそんな経験ないなぁ。ちなみに花を踏むライダーって・・・・

そういえば街もオフも直線女番長さんは公道デビューしてからけっこうたってるんですよね？

バイク経験ですが、教習所は卒業出来たけれど街乗りなんてのは自殺行為だとあきらめ、卒業して7年間は残念ながらバイクの運転はしませんでした。

ほほぅ、それで7年のブランクをあけて今はバイクに乗ってらっしゃると。

オフ車にのってるんスカ？

で、今はどんなバイクに乗ってるんスカ？

SUZUKIのTS200RRというオフロードバイクに乗っています。

むちゃ・・・・・・マニアックですね。

全身いじっているので、カタログとは全く違うバイクになってますが。黒基調の戦闘的な感じにしてます。他にはモトクロスコース用に、HONDAのCR80とYAMAHAのYZ125です。

なんと、YZ125までもってるんですか！？それは本格的ですね。Gon-Kも昔CR125乗ってました、いやGon-Kの話はおいときましょう。

なぜゆえオフ車（オフロードバイク）を選んだのでしょうか？かなりマイナーだと思うのですが。街もオフも直線女番長さんの嗜好性とかこれまでのバイク経験が関係してるんでしょうか。

バイクをよく知らなかった頃は、乗るならフルカウルのスポーツタイプがかっこいいと思ってました。

いいですね、シナリオ通りの話の運びです！きっとウンウンうなづいてる読者も多いと思います。

オフ車乗りの夫と知り合った時は、オフ車は見た目がバッタみたいだし、自転車なみに乗るの簡単そうだし、パワーも無さそうだしと馬鹿にしてたんですが、オフ車に乗る機会があって乗ってみたら想像と全く違い、頭の中の何かが弾けました。

はいはい、ここで起承転結の「転」ですね！予定通りです。それにしてもオフ車乗りでしかも2ストロークエンジンはかなりマイノリティー（国産ではほとんど化石）だと思うんですけど。

教習所のバイクしか知らなかった私は、オフ車と2ストロークがマイノリティーだと全く気がつかなかったんですよ。いまでもマイノリティーだという自覚はなぜかほとんど無いです。たまたま入り口が夫のオフ車だったから、それがもし他のバイクだったらそれにハマっていたかもしれないです。

オフ車の楽しさって？

街もオフも直線女番長さんが感じるオフ車の楽しさってなんでしょう？できればみなさんにオフの楽しさをアピールしてもらいたいです。

オフ車の楽しさですか。結構大変だなと思うところが反面楽しくなってくるところですかね。

大変・・・ですか。乗るのに苦労するってこと？

例えば、油断してるとエンストしやすいけれど、高回転にしてるとドラマチックなライディングになる。こないだ街で調子に乗ってたら半クラでスピード出過ぎてびっくらこきました。一瞬怖かったけどエキサイティングでした。こういう性質を余裕でコントロール出来る様になれたらかっこいいなぁ。

うーん、街もオフも直線女番長さんならではのエクストリームな感覚ですね。でもわかります。半クラあてたときの2ストロークの瞬発力は過激ですから、おっとまた話がマニアックになりました。

では逆に、オフ車にのって苦労することってなんですか？

車高とシート高が高いので、停止のバランス取りですかね。足つきの良いオフ車の種類では無いので。デザイン性を重視したいのであんこ抜きなどの低くする加工はあえてしないでがんばって乗ってます。

ウンウン、オフ車はハイシートいれるくらいが美しい！！！あ、すみません。話を戻しましょう。

足つきの工夫なんてしてますか？靴とか足のおろし方とか。

足のおろし方は、バイクをまっすぐ立てたまま半ケツごと足を、つく側にヨッ！とずらします。

数をこなせば安心して止まっていられます。おろす足は今まで左足ばかりだったので、今は右足つきを練習中です。

足つきが悪いと怖いし最初は苦労しますが、そのうち慣れるはず。私より身長も足の長さも全然足りてない夫が普通に出来てるんですから。

靴は何も工夫してませんが、くつの裏がギザギザしている物は履きません。ギザギザにステップが引っかかったら車高の高いバイクにとってはアウトですからね。紐靴も履きません。ステップに引っかかる可能性があるだけでなく、チェーンに巻き込まれたら一大事ですから。ああ、想像するだけで恐ろしい。

まあそんな感じで不安要素をつぶしてます。

じつはGon-Kはむかし靴ヒモをチェーンに巻き込まれたことがあります（フロントスプロケのところに）。走ってる最中に急に誰かに左足を強く引っ張られたような気がして「な、なんだー？」って思ったらもう靴ヒモが消えてました。ヒモが素直にちぎれてくれて幸いでしたけど。以来ヒモはたれさがらないように気をつけてますね。

あと、うちのバイクの特質なのかもしれないのですが、燃費が悪い。特に私はエンストが怖いのと、かっこつけたい一心とでよく噴かすので、更に燃費を悪くし夫に注意されます。

まぁ、2ストロークに燃費を求めるのは酷かと。回してナンボのエンジンですしね。

ちなみに街もオフも直線女番長さんのまわりには女性でオフ車乗りはいらっしゃるんでしょうか？世の中オフ車のりも少ないですが、女性ともなるとさらに少ない、もう希少種でレッドリスト入りじゃないかな。

知人はゼロです。

やっぱり・・・・・・・

ちょっと寂しい。知らない人は街中では時々見かけますね。その時はオーイェーと思ったり言ったりします。

なんで女性のオフ車乗りは少ないんでしょう？

乗り方と、知らない人から見るオフ車の見た目だと思います。

乗り方についてはやはり足つきの不安ですかね～。これは男性にも共通するのかなぁ。セローという名の足つきのよいオフ車があるんですけど、これには女性人口多いですよね。といってもバイク界全体としては少数ですよね。でも彼女らはアスファルト以外の道の楽しさもきっと知ってる。私が参加した初心者オフロードスクールは、1/4が女性でした。みな「恐怖心より好奇心」で来たそうです。知らない人にとっては恐怖心でオフ車を敬遠してしまうのだと思います。

残念な・・・・・限りです。

それから見た目かな。今の私は、車種によりますがオフ車を見るとかっこいい！と思いますが、知らなかった頃は視界にも入らなかったですからね。人の興味なんてそんなもんですね。あと、他のバイクと比べて種類や数が少ない！世の中のバイクがオフ車しかなかったら皆普通に乗るんでしょうけど。

バイクの練習は？

街もオフも直線女番長さんはかなり走り込まれているようですが、バイクの運転はどうやって練習されてるのでしょうか？

では私のバイク練習歴を。夫と知り合ってからも引き続きバイクを運転する事からは逃げていたんですが、タンデムで夫の後ろにはずっと乗っていたんですよ。後ろで無意識に乗っていたつもりでも、街乗りのルールやコツみたいなものを頭と身体は学習していたんだということに、街もオフも直線女番長は後々気づくことになる(笑)　

そうですよね。タンデムで後ろに乗るのってバイクの挙動を理解するのにとっても役にたちます。Gon-Kもそれでずいぶん二輪教習で助けられたと感じます。で、いきなり公道デビューしたら意外と簡単にバイクにのれたとかそんな感じでしょうか？

話は戻りますが、やっぱり乗れるようになりたい！と思い、インストラクターも生徒も全員女性の、レディースライディングスクールへ思い切って参加しました。会場までバイクで行ける訳がないので、メットを持って電車で行きました。

いいですね。たしかにスクールは上達の早道だと思います。

用意されたバイクは、教習所で乗ったのと同じバイクだったのですが、教習時代はその時より7年も前のこと、各所の細かいところまでは 覚えてません。「では皆さん、エンジン始動してくださーい」のインストラクターの一声でスクール生徒の皆さん、一発でエンジンかけているのに私だけかけかたがわからない。そう、うちのバイクはキックスタートのみで、セルじゃないんですよ。しかも、バイクとはそういうもんだと夫から聞かされ、ずっとそう思っていたんです。

うーむ、旦那様は真実を語ってますね、ただしすごーく部分的にですが・・・・。あ、読者の皆さんの誤解のないように補足すると、いま公道を走ってるオフ車（デュアルパーパスとかトレールとかアドベンチャーなど）はみんなセルついてるので安心してくださいね、ライダーに優しいバイク達です。

おっと、話を続けてください。

全くわからないので恥をしのんで「すみません、エンジンはどうやってかけるのですか」と聞いた時、インストラクター全員がびっくりした顔で私を見たのを今でも覚えています。会場では怖くてスピードを出せず、真夏の炎天下一日中2速のみで走り抜き、その時内股に負ったタンク熱の火傷の跡は今も残っています。

うーむ、過酷だ・・

その後早速街乗りにチャレンジしたのですが全く駄目でした。見かねた夫から、オフロードコースを走ってみると度胸が付くかもしれないよと勧められたので、すぐに初心者オフロードスクールへ行きました。また電車で。そこでは20人ほどの生徒に対しインストラクターが一人だけ。しかもほとんどほったらかし。時々拡声器で遠くから何か教えてくれてるんですけど、オフ車達のエンジン音で何を言ってんだか全く聞こえやしない。仕方ないと思って勝手に自分で自由に走り始めちゃったんですが、それが逆に良かった。いろんな走り方を自分で実験出来たんですよ。そしたらどんどん楽しくなって。迎えに来た夫が写した走行中の写真の私、前輪が浮いてたんですよ。これが私の頭の中で何かが弾けた瞬間でした。

な、なんか、けっこう長い道のりがあったんですね。そしてそこまでしてバイクに乗りたいって気持ちがあるって、素敵だと思います。それから街もオフも直線女番長さんは頭の中で何かが弾けることが多いんですね。なんか血管切れそうです・・・。

話がずれますが、今日あった出来事です。うちのバイクを見て話しかけてきてくれたおじさんの話です。

娘さんが原付の免許を取った時、まず最初に砂利道で原付のリアブレーキをガツンと踏ませてリアがすべる感覚を教えたそうです。それを知っているのと知らないのとではもし公道ですべった時の反射に違いが出ると。これも参考になりますかね。

わかります。オフロードで丸一日練習すると公道を3ヶ月走る以上の練習になるという話を聞いたことがあります。

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オフロードコースではバイクの操作に慣れることが出来ました 。街乗りの練習は、街中を夫のタンデムの後ろでしばらく走った後交代するを繰り返しました。峠まで行き、峠で交代して走り、そのままの勢いで街中へ帰ってくるというのも何度かやりました。峠、最初はめちゃくちゃ怖かったんですけど、回数を重ねるたびに自信がついていきましたよ。

もう走り屋ですね！

でもですね、皆さんにはかなり上達しているように聞こえるでしょうが、バイクってのは不思議なもので、今まで出来ていた事が出来ない日もあるんです。

Gon-Kさんのブログに時々とんちんかんな質問をしているのはそのせいです。

 いえいえ、気にしないでください。「時々」じゃないし・・・・、あ、失礼。

あと、うちはナンバー付きのバイクは1台しか持っていないのでタンデムするしかないんですが、それも良い練習になったと思います。夫が後ろからライブで指導してくれるので。おめぇ大丈夫かよ とか下手くそとかも言われますが、逆になにくそとなって燃えますよ。そんな感じの練習ですね。

 なるほど、愛の2ストロークってとこですね！（←全く心に響かないコメントでごめんなさい・・・）

遅くても、やらないよりはまし！

「実は私はオフ車に乗りたいのよ！！」って思ってる女性ライダー（もちろん男も）に向けて、コメントをもらえますか？

少しでも興味があったなら、とにかくまたがってみて下さい。私の好きな格言で、何事にもいえることだと思いますが、「遅くても、やらないよりはまし！ 」です！

いい言葉です。当ブログに「この年齢で免許とっても大丈夫でしょうか」とか「自分のレベルでこんなバイク乗って大丈夫か」みたいなコメントよくもらいます。確かに自分の実力をシビアに見極める必要はあるけれど、基本は「遅くても、やらないよりはまし！」ですよね。

街もオフも直線女番長さんありがとうございました。

疑問に思ったことや、もっと知りたいことがあれば、気軽に下記のコメント欄に書き込みしてください。なるべく記事にして皆さんとシェアしたいです。こんなことで悩んでるのは私だけでは？いえいえ、結構、みんな同じことで悩んでますから。

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