こんにちは、Gon-Kです。
なんだか最近アクセルグリップがカクカクすると感じてませんんか?バイクを買ったばかりの頃はそんなんじゃなかったのに、最近アクセルを回すとワンテンポ遅れてエンジンがついてくる感じ。うーん、たぶんアクセルにつながるワイヤーがのびてたるんでます。調整しましょう。張りなおせばまたアクセルの反応がシャキッとします。
それはワイヤーがのびてます
ここのところカクカクネタが多いですが、バイクの部品がカクカクする場合、たいがいどこかゆるんでます。放っておくと走りだけじゃなく安全にも影響するので「なんかカクカクするなぁ」と思ったら、マメに調整しましょう。
さて今回のカクカクはアクセルです。あなたの右手でアクセルグリップを回すとエンジンの回転がぐんと上がって加速しますよね。もちろん安全のためちょっとだけあそびがあるので、買ったばかりのバイクだと少しだけカクカクします。遊びの大きさは個人の好みですが、この少しだけカクカクするのは正常な状態。
ところがですね、バイクに乗ってるうちにこのアクセルのあそびが広がっちゃうんです。グリップをつまんで軽く回してみて明らかにカクカクとあそびが大きくなっていたら、そろそろ調整の時期です。
実はアクセルもワイヤーでエンジンにつながってます。大雑把にいうと、アクセルグリップを回した分そこにつながったワイヤーが引っ張られてエンジン内のフタが開き、ガソリンがたくさん入ってくるのでエンジンがガンガン回ります(かなり大雑把な説明です)。
このワイヤーは使ってるとのびてきます。そう、パンツのゴムみたいなもんです。その結果、あそびが大きくなってグリップがカクカクします。放っておくと、アクセルグリップを回したつもりでもあそびが大きくなった分、実際にはアクセルが十分に開いてなかったり、細かなアクセルの開閉をしようとしてもうまくいかなくなります。
明らかにあそびデカすぎでアクセルグリップカクカクの人を見かけますが、そんな人に聞くと「いや、べつに気にしてないから」みたいなことをいいます。まぁ、それが即事故につながるってわけじゃないので個人の自由といえば自由なんですが、少なくともメリハリのあるアクセル操作は無理ですよね。
Gon-K個人的には「アクセルグリップ回した分だけ素直にエンジンが反応する方が気持いい!」と思ってます。バイクにとって「気持ちいい!」は重要なファクターだと思うのです。
具体的な調整方法については車種によって少しずつ違うので、あなたのバイクの車種名とアクセルワイヤー調整みたいなキーワードでググってみてくださいね(別に説明が面倒くさいんじゃないよ、本当に車種によって少しずつ違うんだって!)。
基本的にはアクセルグリップの根元から1本もしくは2本の線が出ています。これがアクセルワイヤー。2本とも調整できる場合もあるし、1本だけの場合もある。根元に6角形の部品が付いてることが多いです。ここをクルクル回すとワイヤーの調整ができます。ちなみに、エンジン側のワイヤー末端でも調整できる場合があります。
「ネイルがはげるからメカいじりはきらい!」ってあなたは、バイク屋さんにお願いしちゃいましょう。餅は餅屋です。自分でやるときは、ワイヤーを張りすぎてアクセルが開きっぱなしにならないように気をつけてくださいね。アクセル開けたのはいいけれど開きっぱなしで戻らなくなると大変ですから(そんなときは慌てずキルスイッチです!)。
以前、アクセルのコツ!という記事でアクセルの回し方なんかについても書いてますので参考にしてくださいね。
ワイヤーの張り具合一つでもライダーの好みが出ます。そういった細かいところをちょこちょこ調整してると、愛車がだんだん自分仕様のバイクになっていきますね。
疑問に思ったことや、もっと知りたいことがあれば、気軽に下記のコメント欄に書き込みしてください。なるべく記事にして皆さんとシェアしたいです。こんなことで悩んでるのは私だけでは?いえいえ、結構、みんな同じことで悩んでますから。
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