こんにちは、Gon-Kです。
今回紹介するのは「初めてでもできるバイク・メンテナンス&洗車」というメンテ本です。日頃のメンテナンス、ライディングポジションの調整、洗車の仕方など、バイク初心者がおさえておくべき項目を広くカバーしてる本です。とくにオンロード乗りのあなたには役に立つんじゃないかな。
メンテ事始めは本からその3
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書評第3弾ということで、メンテナンス本の紹介です。紙の本はスマホと違いバッテリー切れを気にしなくていいですよね。それに野外に無造作にほかしといても壊れないし盗まれもしない。おまけに書籍は万人向けにわかりやすく作られてるからバイク初心者にとってはありがたい存在です。かくいうGon-Kも、昔はよくメンテの本買ったり雑誌のメンテ特集記事を切り取って集めたりしてました。最近はウェブ上の情報も充実しているので書籍じゃなきゃ得られない情報ってほとんどないけれど、ウェブの場合自分で情報を探し出す必要があります。バイク初心者の場合このへんがちょっと大変じゃないでしょうか。そんなわけでメンテ本を1冊持っといて損はないと思います。
本日の本
初版は2008年7月とちょっと古いですが、著者は前回の書評で紹介した「自分でやりたい人の最新バイク・メンテナンス」と同じ太田潤さんです。なぜゆえにメンテ本2冊も出してるのか不明ですが、もしかして今回の本が元ネタかな。
全体の印象
全編カラー写真と文章で構成されており、非常に見やすくまとまっています。モデル車両はホンダCB1300とW800です(一部他の車種あり)。CB1300を例に取った解説が主なので、オンロードバイク乗ってる人なら十分参考になるんじゃないでしょうか。サブでW800なんかも出ているので、もしあなたがキャブ車とかちょっと古めのバイクに乗ってても十分参考になると思います。175ページのボリュームで、バイク初心者が知っておくと良い内容をしっかりカバーしてる本です。
内容構成
本書の内容は大きく分けて始業点検&ライディングポジションの調整、洗車&ボディーコーティング、エンジンまわりのメンテナンス、電気系のメンテナンス、車体系のメンテナンス、トラブル解決法&工具について、バイクのメカニズム基礎講座にまとめられてます。それぞれのパートはさらに詳しく色々な項目について書かれており、これ一冊読めば「まぁ、一通りの基礎的メンテはできるかな」って感じです。
巻頭に「走行距離によるメンテナンス早見表」や「経過時間によるメンテナンス早見表」のようにチェックすべき項目の一覧があるので、バイクに乗ってるとこの先どんなメンテナンスが必要になってくるかがわかりやすいです。
ライディングポジションの調整
8ページを割いてライディングポジションの決め方、ポジションに合わせたハンドル、レバー、ペダルの位置の調整方法がのってます。「え?バイクの部品の位置って調整するんですか?」って人もいるかと思いますが、Gon-K個人的には、積極的に色々なセッティングを試すのがいいと思うんです。ハンドル高くしてみたりブレーキレバーの角度を下げてみたりとか。人によって体格が違うので、バイクもそれに合わせて調整したほうが乗りやすくなります。
洗車&ボディーコーティング
本書では28ページを割いて洗車とボディーコーティングについて解説しています。基本的な洗車の方法や、洗車に使う道具について説明ですね。もしあなたが「バイクって洗ってもいいの?壊れそう」と二の足踏んでるなら、本書を読めば洗車のイメージがつきやすいと思います。また、小キズやサビの補修についても書かれているので、中古車を購入した人には役立つ情報じゃないでしょうか。
トラブル解決法&工具について
トラブル解決法については、主にエンジンまわりのトラブルについて解説されてます。たとえばエンジンがかからないとかアイドリングが不調とか。パンクの際の応急処置方法やタイヤを外してのチューブ交換の仕方についても解説があります。ただし、バイク初心者がいきなりタイヤはずすのはけっこうハードル高いと思いますが。
工具に関しては、ドライバーやレンチの基本的な使い方について解説されています。「ネジはずすのって回すだけじゃないの?」ってあなた、ネジ回しにはちょっとしたコツがいるんですよ。
汎用性のある内容でバイク初心者にはオススメ
本書は汎用性のある良いマニュアルだと思います。とくにホンダのCBのようなオンロードに乗るバイク初心者にはいいんじゃないでしょうか(もちろんそれ以外でも十分参考になるけど)。これ1冊あればバイクメンテナンスの基本をだいたいおさえられます。あくまで基本なので、自分の車種特有のメンテナンス方法やよりつっこんだメンテナンスについては、自分で勉強する必要はありますけどね。
正直なところ本書の内容は、同じ著者が別の出版社から出している「自分でやりたい人の最新バイク・メンテナンス」と内容がかなりかぶってます(過去記事参照)。っていうか、今回の「はじめてでもできるバイク・メンテナンス&洗車 最新マニュアル」の一部を抜き出して、さらにちょっと手直ししてW800メインで出版したのが「自分でやりたい人の最新バイク・メンテナンス」なんじゃないの?って気がします。だってほとんど同じなんだもん。なので、今回紹介した「はじめてでもできるバイク・メンテナンス&洗車 最新マニュアル」については一般のバイク初心者向け(とくにオンロードバイク)、前回紹介した「自分でやりたい人の最新バイク・メンテナンス」についてはW800に乗ってるバイク初心者向けがいいんじゃないかと勝手に解釈してます。
参考記事
疑問に思ったことや、もっと知りたいことがあれば、気軽に下記のコメント欄に書き込みしてください。なるべく記事にして皆さんとシェアしたいです。こんなことで悩んでるのは私だけでは?いえいえ、結構、みんな同じことで悩んでますから。
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詳しくはこちら→バイク初心者サポートマニュアル
こんにちは。今日はバイクで郵便のお使いを頼まれドキドキワクワクして走ってきました♪
それで…帰ってきたときに「洗車したい!」と思いましたが、エンジンがまだ熱いままでも水ってかけて良いんでしょうか。
それと…洗車してから直ぐに走って良いものか、と。。
走ると私もR-25も調子が出てきて嬉しいです^^*ほんと色んなネジがありますね!
でもまだコンビニには寄れませんでした(笑)
ぜひ洗車してあげましょう。
エンジンの温度が高いまま水をかけると片っ端から蒸発するので意味ないですよね。急冷はエンジンにも良くないと思います。
急冷…あ..頭にもなかったです。バイクに限らず急冷は良くないでしたね。
そうですよね( ̄◇ ̄;)ごもっともでした。
ありがとうございます^^*
というかエンジンとマフラーが熱いと水かけても蒸発するので洗えないってのが一番でしょうか。
Gon-Kさんにはイタイところを突かれます(笑)
天然でした。。
( ̄◇ ̄;)気のせいでしたか。。
気…気をとりなおして(しつこいです)
先日は大雨暴風波浪警報と3点セットが珍しく発令されたのでバイクが心配でした。倒れなくてよかったです。
カバーを外して汚れをチェックしたいと思います。
確かにすっごい雨風でしたね。吹き飛ばされるかと思った(そんなに軽くはない・・・)。
今日はいい天気なので、バイクチェックしてあげてくださいね。
はい!( ̄^ ̄)ゞ
ガレージがほしい…と思った今日この頃でした。
ガレージといえば、大人の隠れ家ですね!
自分のバイクのパーツカタログを手に入れ、各ページをじーっと
見ていると各細かい仕組みがフムフムわかってきますよ。それで
何かをするわけでなくても、見ているだけで時間が…
Gon-Kさん、やばいっすね。
いや、そんなもんですよ、みんな。楽しい時間です。
あっ!何かブログがかわってますね、リニューアルですか?(…気のせいでしょうか。。)
気を取り直して…バイクの記事の「切り抜き」は楽しそうですね♫自分だけのダイジェスト版!も良いですね。
いつも楽しい記事をありがとうございます。
さてどこが変わったでしょか?