バイクで公道デビュー 書評9「オートバイ乗りは、”怖がり”ほどうまくなる/根本健」を読んでみた

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怖がりほどバイクが上手くなる

こんにちは、Gon-Kです。

「オートバイ乗りは、”怖がり”ほどうまくなる/根本健」を読みました。本書は、ネモケンさんのこれまでのレース人生で得た知識や気付きについてまとめたものです。趣旨としては「気合いで恐怖心を克服するんじゃなく、怖さを感じないようにバイクのセッティングやのり方を工夫する」です。バイク初心者向けの本かと思ったけれど、どちらかというとある程度経験を積んだライダー向けかな・・・?


オートバイ乗りは、”怖がり”ほどうまくなる

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今日は本を読んでの感想を記事にしますね。本の題名は「オートバイ乗りは、”怖がり”ほどうまくなる/根本健」。まだ出たばかりの本だけど、もしかしてあなたも気になってたんじゃないでしょうか。

タイトルにある「”怖がり”ほどうまくなる」って部分が気になりますよね。当ブログではバイク初心者のみなさんから「バイクが怖い」ってコメントをいただくことが多いんですよね。本書がなにかそんなバイク初心者のヒントになるかと思って、早速アマゾンでポチっちゃいました。

対象読者は?

本書の対象読者としては、ある程度バイク経験をつんだライダーで、やたら飛ばすのは怖いけどもっとバイクをうまくなりたいみたいな人が読むといいのかなと感じました(あくまで私見ですが・・・)。本書はネモケンさんの長いレース人生につて書かれています。モトGPの話とかサスの調整とかフレームを溶接したとかそんな苦労話が盛りだくさん。この手の話に共感できるのはある程度バイク経験を積んだライダーでしょうね。マシンとしてのバイクが好き、バイクを操ることが好き、でもこの先何をやればいいの?って人が読むとバイクライフのヒントになるかも。

Gon-Kはバイク初心者がどうやって恐怖心を克服するのかという内容を予想してたのですが、これとは全く違う次元の内容でした。

本書の趣旨

本書は、ネモケンさんのこれまでのレース人生で得た知識や気付きについて、苦労話を交えてまとめたものです。本書の内容を信じるのなら、ネモケンさんは非常に怖がりとのこと。怖がりゆえに怖くない乗り方を試行錯誤して今に至ったそうです。趣旨としては、「気合いで恐怖心を克服するんじゃなく、怖さを感じないようにバイクのセッティングやのり方を工夫する」です。ライディングポジション、サスペンション、エンジンのセッティングなどを工夫することで、安定して(つまり恐怖心を感じず)レースを走れるようになる。怖がりだからこそバイクに対しいろんな工夫をして、いつまでも学び続けることができる。本書の内容を読むことで、それを読んだ読者が自分にも当てはまる部分をひろいだし、いろんな気づきにつながるというのをねらっています。

ネモケンファンには良い一冊

本書を読んで感じたのは「この人こんなバイク漬けの人生送ってたんだ・・・」っていうちょっと羨ましい気持ちでした。いろいろ苦労もあったんだろうけれど、ネモケンさん、なかなかいい人生送ってると思います。雑誌ライダースクラブやネモケンの動画が好きって人が本書を読めば、彼が発信する情報の裏にどんなエピソードがあったのか垣間見ることができるんじゃないでしょうか。

あ!くりかえしになるけど、バイク経験が浅いバイク初心者だとマニアックすぎてピンとこない内容かもしれません・・・。

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そのほかバイクの参考書については二輪の教科書のページも参考にしてくださいね。

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コメント

  1. 絵美 より:

    まさに今怖がり中で乗るのに躊躇してます(´・_・`)
    念願のバイク✨公道デビューをいきなり夜にして反省し、次からは日中に乗るも、3回目でエンジントラブルにて立ち往生…。
    電気系統の修理から帰ってきて乗ってみたら今度は歩道のわずかな傾斜と段差に車体がもっていかれて転倒。。
    どちらも近所の知人や通りがかりのバイカーさんのおかけで事なきを得ましたが、次また何かあって1人だったらどうしよう、、と心細くてなかなか乗る勇気がわきません。

    乗らないと乗れるようにならないのはわかっているのですが、気持ちが引けてしまっている今日この頃です。
    初心者でも、本の言う通り怖さを感じないように、バイクの取り扱い、不具合への対処法等、最低限知っておくべきですよね。。

    1. Gon-K より:

      絵美さん

      Gon-Kです。コメントありがとうございます。
      そうですね、最初の頃のアクシデントってヘコみますよね。Gon-Kも免許取り立てで先輩に峠に連れていかれて、カーブを曲がりきれずソッコー転倒したのを覚えてます。転倒後はヒヨってそそくさとうちに帰ったんですけどね。
      初めの頃はみんなそんなもんです。道を颯爽と走ってるバイク達も昔は立ちゴケを経験してます。だから絵美さんも全然大丈夫。

      確かにバイクの取り扱いや不具合への対処法を最低限知っておく必要はありますよね。でも、全部覚えなきゃ出かけちゃいけないかというとそんなこともなく、問題が起きて対処して、また別の問題が起きて対処して・・・みたいに痛い目みながら一つ一つ覚えていくものだと思います。本読んだって立ちごけは防げませんものね。もちろん暇なときに雑誌やネットで色々情報収取するの有効ですけどね。予備知識があるのに越したことはない。

      可能であれば最初の頃は仲間と一緒に出かけるのをお勧めします。何かあっても心強いからね。

      楽しいバイクライフを!

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