二輪教習 急制動のコツその2!転倒の原因は体幹にあり!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
二輪教習急制動腕に力を入れない

こんにちは、Gon-Kです。

急制動が苦手という人は結構多いですよね。他の科目はなんとかクリアしたのに、急制動で転倒して検定中止・・・・・よく聞きます。でも大丈夫です。体幹で上半身を支えれば、腕の力みが抜け、前輪がロックしにくい操作ができるようになります。さぁ、次の検定では、体幹を意識して急制動にチャレンジしましょう。

今回は、急制動での転倒について考えてみます。急制動の概要については急制動のコツが参考になると嬉しいです。

前輪がロックした時のあの「コキョッ!!」というスリップ音と、バイクが地面に倒れ込む時の「ガシャッ!」という乾いた音・・・・・バイク乗りとしては最も聞きたくない音リストの上位にはいります。Gon-Kが大型自動二輪の検定を受けた時も、一緒に検定に参加した普通自動二輪の若者が、「コキョッ、ガシャッ!」と撃沈していました。他の科目を無難にこなしていただけに、正直かける言葉が見当たりませんでした。

二輪教習の急制動で転倒する原因は幾つかあると思いますが、

①恐怖心

②フロントブレーキのガチ握り

③体重をハンドルで支えている

という要素が大きいと考えられます。

①恐怖心

これについては「慣れるしかない」の一言なんですが、それにしても、加速、減速、ブレーキなどの操作がスムーズにできるようになれば、精神的に余裕がでて、恐怖心も軽減されます。なので、②と③の解決が大きな助けになると思います。

②フロントブレーキのガチ握り

急制動のコツでも触れましたが、フロントブレーキがロックするのは、ブレーキレバーをガツンとガチ握りするからです。ジワッと握り始め、「もっと強く握れば、まだ握り込めそう」と感じる余地をわずかに残すところまでレバーを握りこむのがコツです(とはいっても結構強く握ります)。ブレーキの初めにジワッと握り始め、停止位置に向けて徐々に握りを強くしていく感じでしょうか。握る強度を文章で表現するのが難しいので、感覚的に覚えてもらうしかないんですが、幸い練習はし放題です。色々と握り込むレバーの位置を試してみて、停止限界位置より前で停止できる握り方をあなたなりに探ってください。うまくできなければ、指導員は何回でも練習させてくれるはずです(イヤと言ってもやらされます)。

ちなみに、レバーを握る時に手首から先には力を入れますが、手首から上、つまり腕は力まないようにしてください。肘が少し曲がるくらいでちょうどいいです。決して、肘を伸ばしきって腕を突っ張ってはいけません。腕に力が入ると、ハンドルに不要な力がかかり、転倒の原因になります。二輪教習急制動は上半身の力を抜く

③体重をハンドルで支えている

実はこれが、一番伝えたかった点です。みなさん、バイクのハンドルって、バイクから落ちないようにつかまるための手すりだと思っていませんか。基本的に、ハンドルに不要な力をかけてはいけません。アクセル、クラッチレバー、フロントブレーキなど、各種装置を操作するときには、ハンドルになるべく力を加えないようにします。力を加えないというのは、そーっと触るということではなく、腕の力でハンドルを左右に回さないということです。(この点については、バイクを傾けるコツも参考になると思います)。ハンドルから手が外れない程度に、握る必要はあります。例外として、引き起こし、取り回し、一本橋、クランクでは、意識的ににハンドルを動かします。

二輪教習急制動時はハンドルを切らない

フロントブレーキをかけている時にハンドルが左右どちらかに向いていると、車体にかかった慣性に押され、ハンドルがさらに切れます。ハンドルが切れてるのに真後ろから慣性の力で押し出されると、タイヤは回転方向とは異なる方向に押されるので、行き場を失いロック、転倒の可能性が高くなります。また、ガチ握りでフロントタイヤがロックした瞬間に勢い余ってハンドルを切ってしまっても、即転倒です。結果、「コキョッ、ガシャッ!」です。

二輪教習急制動ハンドル切ると転倒

・・で、このハンドルが切れた状態になりやすいのは、クラッチレバーやブレーキレバーを腕で引っ張るように引いてしまい、ハンドルに左右均等ではない力が加わったり、減速時のGに耐えようと腕でハンドルを押し返したりする場合です。どちらも腕や上半身に力が入ってますよね。バイクに乗る時は、手首から先には力を入れても、手首から上はリラックスしている状態が理想です。たとえ急加速でも急減速でもです。上半身に力みがあると、手先の微妙な操作が難しくなります。

そこで大事になるのが、体幹の筋肉で上半身を支えることです。腹筋と背筋を使って上半身を支えれば、突っ張った腕でハンドルを押さなくても減速Gに耐えられます。上半身がリラックスできれば腕にも余裕ができて、微妙なブレーキ操作に気を使うことができます。そして、ウエストも締まります・・・・多分。

急制動は加速の時点で始まっています。パイロンが近くなってからあれこれ考え始めると、パニックになります。加速の時から腹筋と背筋を意識して上半身を支えます。この時意識して上半身のの力を抜きます。そして、そのまま減速に入ります。「じゃぁ、どうやって体を支えるの?」、そこでニーグリップの登場です。ニーグリップの詳細についてはニーグリップのコツ!に譲りますが、バイクの運転において体を支えるのは、ニーグリップです。大事なので繰り返します。手でハンドルにしがみついてはいけません。そこは手すりではありません。ニーグリップで下半身を固定し、その上にある上半身は体幹の筋肉で支えます。きっとウェストも締まります・・・・多分。二輪教習急制動ニーグリップで支える

極端な話、姿勢維持だけなら急制動中はハンドルに触れる指は1本でもいいくらいです(危険ですので真似をしないでください)。二輪教習急制動指一本でも大丈夫

バイクが制動開始地点にまっすぐ進入して、ハンドルに余計な力が加わっていなければ、ハンドルが左右に切れることはありません。あとはロックさせないブレーキ操作ができれば、急制動での転倒はないでしょう。

バイクにとって、制動という行為はとても重要です。峠でも狭い路地でも砂利道でも、どんな時でも「確実に止まれる!」という自信がつくと、傍目に見てもそのライダーのライディングから自信と安定感が感じられます。今のあなたのチャレンジは、必ず未来の自信と安定感につながります。

以上、急制動のコツ2でした。

疑問に思ったことや、もっと知りたいことがあれば、気軽に下記のコメント欄に書き込みしてください。なるべく記事にして皆さんとシェアしたいです。「こんなことで悩んでるのは私だけでは?」なんて感じる必要はないですよ。結構、みんな同じことで悩んでますから。気軽にコメントくださいね。

お知らせ

バイク初心者サポートラボが電子書籍になりました。詳しくはこちら

関連コンテンツ




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメント

  1. てっちゃん より:

    Gon-K様
    お世話になってます。
    昨日、急制動やりました。11メートルラインを見ながら停止できるみたいに意外とそつなくこなせました。(下手くそでも何かしら得意なものがあったなって思いました(笑))40㌔出てるか不安でしたが、教官に聞いたらランプついてるのでokですよと言われました。
    ひとつ質問なのですが、急制動中にギアは1速まで落としとかないとダメですか?
    昨日は急制動→完全停止→周囲確認→右足おろす→左足でギア1速→周囲確認→右足でブレーキかける→周囲確認→発進で何回もしていたのですが、教官は何も言わなかったので、これでいいのかなと思ったんですが…

    1. Gon-K より:

      てっちゃんさん
      急制動さすがですね。急制動は恐怖心から体が固まってしまいテクニック以前のところでつまずいちゃう人って結構多いです。そんな中てっちゃんさんはバッチリですね。
      ギアの件ですが、基本的に急制動ではシフトダウンしません。だから止まってからガチャガチャとローに下ろすで正解です。急制動は緊急時対応の訓練なので、シフトダウンの余裕があったら緊急時対応にならないですよね。ちなみにクラッチは直前までつなげていますよね。ギリギリまでエンジンブレーキをきかせる必要があるので注意です。
      頑張れ!!

コメントを残す

*