バイクで公道デビュー 考えてバイクに乗る!書評7「柏秀樹のIQライディング」

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柏秀樹のIQライディング

こんにちは、Gon-Kです。今回の書評は先月出版されたばかりの「柏秀樹のIQライディング」という本です。いかに安全に公道を走るか、そしてその基礎となる技術はなにかについてポイントを絞って解説されています。Gon-K個人的には、あらためて「うーん、そうだよね」って思う部分がけっこうありましたね。


今回の本

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今回の書評は先月出版されたばかりの本、「柏秀樹のIQライディング」です。いきなり(というかいつもなんですが)Amazonからメールが来て「お客様におすすめです」とバナーが表示されたので、うっかりポチっちゃいました。優良顧客ですよね、まったく。

本書の主題

本書の主題は、「バイクと長く付き合い、上級になっても欠くことのできない鋭い感性を磨く必要基本項目を知る」ことです。また、つねに考えながら乗ることの重要性についても、「考えることでライディングの質は向上する」という言葉で強調されてます。つまり本書では、公道デビューしたばかりのバイク初心者が末長くバイクライフを楽しむのに役立つ最も基本となるコツについて、柏秀樹さん流に書いてるんですね。

概要

柏秀樹さんといえばライディングスクールも主催する超有名な方ですよね。各種メディアでもちょくちょく顔をみかけます。もちろん向こうはこっちのことなんかこれっぽっちも知らんでしょうが(スネてるわけではない)。本書はそんな柏さんの著書。サイズは単行本サイズですで、残念ながらGon-Kの好きなKindle版(電子書籍)はありません。

考えて乗ることには大賛成だけど、ネーミングに「IQ」って入れるほどでもないような気がするのはGon-Kだけでしょうか(こまかすぎ?)。元ネタは月刊オートバイの企画にあるようです。そこですでにIQライディングって言葉がつかわれてるので、その流れなんでしょうね。おっと、Gon-Kごときが柏さんのつけたネーミングにあれこれいうのは身の程知らず。この辺でやめときます(し〜っですよ!)。

内容的には、さすがにウンチクが深くGon-Kの落書きブログなんかじゃ比べ物にならないレベルでしっかり書かれてます(比べるな!)。出版は2017年7月、つい最近の本なんですよ。技術的なことと公道走行の注意点やコツみたいなことが、だいたい半分ずつくらいで写真と文章を組み合わせて解説されてます。とってもわかりやすい。

技術的な部分については、クラッチワークとアクセルワーク、そしてバランスの取り方について重点的に書かれています。ちなみに峠をいかに速く走るかって技術についてはまったく言及してません。本当に基本中の基本、いかに立ちゴケしないか、街乗りでフラフラしないかについて焦点を絞って理論的に説明されてます。そして、それらはバイクを操る全ての技術にもつながるって書いてますから気はぬけません。

公道走行に関しては、コケないUターンの方法、危険予測の仕方や事故を防ぐ走り方、服装、視界のとり方など実践的な内容が説明されています。やっぱり公道走行って、ライテクだけじゃなく危険を予測する想像力とかが重要になりますからね。

本書のいいところは、特に技術的な説明に対してその練習方法も書かれてるとこでしょうか。決して難しいことは書かれてないので、誰でもチャレンジできる内容です(実際やるとなかなか手ごわいと思うけど)。

Uターンはクラッチワークが大切

うーん、そうだよね

本書はバイク初心者をメインターゲットにしてるんだと思うんですが、正直なところGon-Kみたいな中級の輩が読んでも「うーん、そうだよね」っていう気付きがあると思います。実際Gon-Kはありました。

アイドリング発進

本書では、バイクの安定した走りにはクラッチワークが非常に重要と説いてます。そういわれるとGon-Kなんかはこのへんは深いこと考えずクラッチつないでたりするもんね。発進直後の右左折や、せまい場所でのUターン、これらをスムーズにこなすには繊細なクラッチワークを意識することが大切って話です。そんなクラッチワークの練習には、アイドリング状態からアクセルを開けずにスタートする練習が非常に効果的と書いてます。うーん、そうだよね。

ロールバランス

本書で強調してるポイントの中に、バイクの直立を意識するってのがあります。直立っていってもウィリーじゃないですよ。フツーに前後輪ついてまっすぐ走ってる状態です(あたりまえですね・・・)。ロールバランスってのは左右に傾くバイクのバランスのことで、これをハンドルの左右に微妙に力をかけることでコントロールします。2 km/hでいかにこのロールバランスをとるかが解説されてます。バイクの直立状態を維持できれば、停止直前のフラつきもなくなります。本書の解説や練習方法を読んで思わず「うーん、そうだよね」って感じいったGon-Kでした。

実際には本書で解説されてる内容はまだまだまだあるんですが、ネタバレで出版社に訴えられてもこまるのでこのへんにしときます。

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むすびに

柏さんの本を読んだからってわけじゃないんですが、やっぱりバイクってあれこれ考えながら練習した方がその後のバイクライフの楽しみが広がるなぁと、あらためて感じました。ここでいう練習ってのは、ひたすら道を走るってことだけじゃなく、ちょっと空き地を見つけていろんなことをやってみるってのも含まれます。けっこう長くバイクにのってる人でも、駐車場内とか低速小回りになると急にフラフラする人っていますよね。実はアイドリング発進やロールバランスみたいな地味なところをおざなりにしてると、いつまでたってもバイク操作がおぼつかないってことなんだと思います。

「いやいや私はみんなで一緒に走りにいくのが楽しいだけなのよ。運転技術とか難しいことはいいのよ。」って向きの意見もあろうかと思います。まぁそれもアリなんですが、Gon-K的には技術があるとバイクにのっていける世界が広がると思うんです。風や日の光をよりリラックスして自然に感じることもできます。そして、技術があればどこにいくにもより気軽にいけるようになるから、バイクが本当にあなたの手足になります。あと、ハタからみてカッコいいしね。

本書は、公道デビューしたバイク初心者にとって良い教科書になると思います。他のハウツー本みたいにたくさんのライテクが書かれてるわけじゃないですが、とっても基本だけど奥が深い項目について書かれてる。裏を返すと論点を絞った本なので、「あれもこれもいろんなライテクを知りたいっぜ!」て人にはものたりないかも。それから、あくまで末長くバイクライフを楽しむことをテーマとしてるので、マスツーリングでトップを激走したいとか、峠のキングになりたいって人向きではないです、はい。

ちなみに、もしあなたが二輪教習中なら本書を読むと混乱しちゃうかもしれません。本書の内容は教習所で教える教科書的な記述ではなく(それはそれでとっても大事ですよ)、公道での実践を想定して書かれています。その点は注意してね。

疑問に思ったことや、もっと知りたいことがあれば、気軽に下記のコメント欄に書き込みしてください。なるべく記事にして皆さんとシェアしたいです。こんなことで悩んでるのは私だけでは?いえいえ、結構、みんな同じことで悩んでますから。

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コメント

  1. D54 より:

    教習編では大変お世話になりました。D54です。
    実は、本日念願の公道デビューしました。
    バイク購入代をケチって、整備されていないCB223Sを購入し、本日自分で登録し、ナンバープレートを付け、店から自宅まで走って帰ってきました。
    車の横をすり抜けたりは一切せず(できず)、原付スクーターに抜かされながら4輪車と一緒に走りました。スポーツバイクに乗ったお姉さんにぎゅんっと追い越されても、「こちとら単気筒だいっ」と思いつつ後姿を拝んでいました。
    小一時間走りましたが、きもちよかった~!
    ポンコツ車なのでいまいち調子よくないけど、54歳の私には十分。

    でも、公道の走り方はちゃんと勉強したほうがよさそうですね。
    今後ともお世話になります。

    1. Gon-K より:

      D54さん
      公道デビューおめでとうございます。
      最初はどんなごついバイクに乗ってても原付に抜かれるので心配ないとおもいます。公道は慣れですから。
      CB223Sも
      安全運転で楽しいバイクライフを!整備しがいがありそうですね。

    2. D54 より:

      ありがとうございます。
      ぼちぼち整備していきたいと思っています。
      ところで、信号待ちで並んでいる車の左をするすると抜けて走るのは怖くてできません。
      皆さんはどうなのでしょうか。

    3. Gon-K より:

      D54さん
      自信のない人は無理にやらないと思いますよ。別に無理しなくてもよいかと。

  2. もも より:

    おお!なんか知りたいことがいっぱい書いてありそう!
    アイドリング状態からアクセルを開けずにスタートする方法ならいつもやってる(o´∀`)b
    それしか出来ない…悲しい…
    急な坂道とか一瞬下がるし…
    逆にアクセルを開けてスタートする方法が知りたいです…

    1. Gon-K より:

      おお!ももさんはすでにクラッチを使いこなしてるかも。
      クラッチに限らずいろんな意味で参考になる本だと思いますよ。ただ、ナイトロッド向けかというと、もっと一般的かも。
      ただしアメリカンもロードスポーツも考え方に通じるところはあると思います。

    2. もも より:

      飛んでいきそうで怖いから半クラにして動き始めてからアクセルあけてるだけだったりします(。>ω<。)
      難しいライテクなんか言われてもワケワカメですし
      ワタシはフラフラせずに進むこととコケずにとまる方法が知りたい!
      あれこれ装備したりバイク出すのが面倒で盆栽になりかけてなかなか上手にならないので本でも読みながら妄想します(o´∀`)b
      ブログネタになりそう…w

    3. Gon-K より:

      妄想いいですね!!

    4. もも より:

      本届きました!
      さっそく読ん…早くも脳みそ爆発しそうな勢いです( >_<)
      早くもワタシに理解が出来るのが不安になってたりします
      日本語足りてないので知らない言葉がたくさん(;´∀`)
      グーグル先生に聞きながら読もうと思います

    5. Gon-K より:

      え?買ったのってIQライディング?間違って広辞苑とか注文してないですよね。

    6. もも より:

      広辞苑とかじゃないです
      半クラ3兄弟とか書いてますし
      ロードスポーツって何?(;・д・)とか思ったりしてます

    7. Gon-K より:

      おおよかった、それは広辞苑ではないですね。

  3. 街もオフも直線女番長 より:

    番長、我先に飛びつきました。
    「イラスト完全版 イトシンのバイク整備テク」にも飛びつき、その
    アマゾンの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で
    村井 真+つじ・つかさ の「ライディング事始め」を見てそのイラストの
    懐かしさが気に入ってポチった経験あり。

    1. Gon-K より:

      お互い本屋の優良顧客ですね。

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